書評 樹木葬という選択: 緑の埋葬で森になる 単行本 – 2016/2/13 田中 淳夫 (著)

  • 2016.03.28 Monday
  • 00:04
JUGEMテーマ:オススメの本
5つ星のうち 4.0「親、自分の死の始末 その子どもに負わせてしまう責任」に対する希望的な展望を提示する書物
投稿者 Sho Groovin' MAZDA 投稿日 2016/3/26
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森林ジャーナリストという仕事をする著者が
自分の親族の墓を購入する際の違和感(曰く 墓のニュータウン)をきっかけとして書く5章に渡る貴重なレポート

自分の死に対する始末 所謂「終活」(就活をもじったもの)を考える人が増えてきたことと相関して
死後の始末の一大事業である墓という問題にメスを入れた書物

自然葬(この本の中では散骨を指す) に付随する日本人の穢れ思想から来る嫌悪感
それに対する樹木葬(遺骨を土に返し、自然の森林に同化させ、やがて故人の名前すら消えていく)という20世紀末から21世紀初頭に世界的に同時多発的に興りつつある試行錯誤のムーブメントの現状と課題が提示されている

知勝院を初めとした日本では10箇所の実例
世界では イギリス、ドイツ、スイス、アメリカの実情を説明する内容

自分、その親族を含めて死後の面倒を誰がみるのか?
その責任を一体何処まで負うべきなのか?
先祖といえども、三代前の先祖は名前も顔もよく知らないという人間が多い中で、先祖供養の墓が本当に現在必要なのか?

自然と溶け込んでいく樹木葬
森林再生を視野に入れた現在進行形で世界で試行錯誤中の樹木葬
という1つの形式を積極的に世の中に提示する書物
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